アーネストワンの会社概要
社名 | 株式会社アーネストワン |
本社所在地 | 東京都西東京市北原町3-2-22 |
設立 | 1981年5月 |
累積建築戸数 | 戸建分譲14万2,577棟(2002年~2022年までの販売累計) |
代表者 | 代表取締役社長:松林 重行 |
資本金 | 42億69百万円(2022年3月31日現在) |
従業員数 | 1,685名(2022年3月31日現在) |
事業内容 | 戸建住宅事業・マンション事業・その他事業(建築工事設計施工、土木工事設計施工、不動産売買・仲介) |
売上高 | 3166億円(2022年3月期) |
営業利益 | 384億円(2022年3月期) |
対応エリア | ほぼ全国対応(島根県・高知県のみ営業所なし) |
アーネストワンの特徴
まずはアーネストワンの特徴を簡潔にサクッと説明していきます。
アーネストワンは、年間でおよそ4万6,000棟もの戸建て住宅を手掛けるパワービルダー「飯田グループホールディングス」に属する一社です。飯田グループの中でも特にアーネストワンは非常に大きな売り上げを誇る会社で、2022年3月期の売上高は3,166億円にも上り、戸建て住宅の年間引き渡し棟数は約11,000棟。飯田グループの中でも売上高の高い中心的存在と言えます。
飯田グループホールディングスのハウスメーカーは、注文住宅よりも分譲建売住宅を主力事業としており、アーネストワンも分譲建売住宅の方が事業の柱となりますが、規格注文住宅商品「クレイドルパレット」も提供しています。
アーネストワンの家づくりコンセプトは「品質へのこだわり」と「コストへの挑戦」です。家族で長く住むマイホームだからこそ、必要な安心や住宅性能はゆずらない。そして住宅建設におけるコスト管理を徹底し、コストダウンに挑戦し続けることを掲げています。
飯田グループのハウスメーカーはほぼ全社が「安全性」と「コスト」に特に注力していますが、アーネストワンも基本的な指針は同じようですね。安全品質の家をできる限り安く建てたいという需要にはピッタリとマッチしていそうです。
さて、実際にアーネストワンの注文住宅商品はどんな性能なのか?デザイン性や間取りはどうなのか?価格・坪単価はいくらくらいなの?気になる方も多いと思います。皆さんが気になるだろう要点を、ブログ主の調べた範疇でまとめていきます。
断熱性能等級5を標準で取得
アーネストワンは住宅性能表示制度における以下の分野にて最高等級を取得しています。
・構造の安定(耐震等級3・台風等級2)
・劣化の軽減(劣化対策等級3)
・維持管理・更新への配慮(維持管理対策等級3)
・温熱環境・エネルギー消費量(断熱等性能等級5・一次エネルギー消費量等級6
・空気環境(ホルムアルデヒド発散等級3)
特に注目したいポイントは「断熱等性能等級5」を標準取得している点です。正直、飯田グループのハウスメーカーは安全性には力を入れていますが、断熱性にはさほど注力していないという印象でした。しかしアーネストワンでは2022年に施行された新しい断熱基準である「断熱等級5」に対応。断熱等級5とは、いわゆるZEH基準と同等の性能ですから、この等級を取得しているのならば「UA値0.6以下(関東以南のエリア)」はクリアしているはずです。ローコスト住宅の標準仕様でZEH水準をクリアしていれば十分に優秀な性能と言えるでしょう。
ただ一つ注意してください。
上記等級はアーネストワンの「分譲建売住宅」は全棟標準で取得しているようですが、注文住宅に関しては特に言及されていません。普通に考えて、建売住宅で実現できる性能が注文住宅で実現できないことは考えにくいです。アーネストワンの注文住宅はあらかじめベースの間取りが決められた規格プランが中心ですので、なおのこと建売住宅と同様の性能は実現できるはずです。なので、おそらく注文住宅「クレイドルパレット」でも上記等級を取得しているとは思いますが、念のためこの点はあらかじめヒアリングしてください。
地震に強い「耐震+制震」の家
アーネストワンに限らず、飯田グループのハウスメーカーは「地震対策に特に力を入れている」という特徴があります。日本は地震大国ですから、この点は嬉しいポイントですね。前述でも軽く触れましたが、アーネストワンの家も基本的に「耐震等級3(最高等級)」を取得しています。
耐震等級3の家という時点で「地震に強い家」と言えますが、アーネストワンではさらに制震システム「 SAFE365」を搭載し「耐震+制震」の性能で地震から家を守っています。制震システムの搭載された家は、地震による揺れを軽減し、構造躯体にダメージを抑えます。耐震等級3の家は「繰り返す地震にも強い」とデータで証明されていますが、だからといって大地震が起きれば構造ダメージがゼロというわけではありません。大きな地震が複数回起きれば、深刻なダメージを受ける可能性もあります。制震仕様の住まいならば、地震のたびに構造ダメージを大幅に軽減してくれますので、構造に蓄積するダメージの心配がかなり減ると思います。
飯田グループ全体で年間4万棟超えのスケールメリット
飯田グループのハウスメーカーといえば、やはり「価格の安さ」が大きな魅力です。飯田グループは関連会社全体で年間4万6000棟もの圧倒的な住宅供給実績を誇り、そのスケールメリットを最大限生かしてコストダウンを行っています。住宅資材や設備などは、一度に大量に仕入れることでコストを抑えられます。ローコスト住宅を手掛ける会社は数あれど、飯田グループほどスケールメリットを活かせるハウスメーカーはありません。
アーネストワンの注文住宅事業における主力商品「クレイドルパレット」のおおまかな価格帯は「およそ35~45万円前後」が予算目安となりますので、ほかの飯田グループの各社とほぼ同じくらいの価格帯と言えます。建物本体価格で言えば「1,000万円台~」で十分に夢のマイホームが実現できそうです。リーズナブルな価格帯で夢の一戸建てが視野に入るのがアーネストワンが人気を集める理由でしょう。
300種類以上の豊富な規格プラン
アーネストワンの注文住宅事業における主力商品「クレイドルパレット」は、あらかじめベースの間取りや設備が定められたセミオーダーの規格注文住宅です。規格住宅として、間取りや設備を規格化することで、発注する建材や資材を一括化しているのでしょう。規格住宅はコスパの面でも有利です。
そして規格住宅といえど、クレイドルパレットは300種類以上の豊富なプランを用意しています。アーネストワンがこれまでに積み重ねたノウハウを生かし、さまざまな敷地条件・形状、ライフスタイルや家族構成に対応。規格住宅のプラン数としてはだいぶたくさん用意されている方だと思います。規格住宅でもこれだけプランがあれば気に入る間取りも見つかると思います。
アーネストワンと、人気ハウスメーカーを性能比較して勉強しよう!
アーネストワンの注文住宅はセミオーダーの規格プランが主力ですが、規格住宅とはいえ基本的に施主の希望をヒアリングして設計プランをカスタマイズしていくものです。また注文住宅は「イチから建てる」という性質上、建売住宅や分譲マンションのように「内見してから買う」ということはできません。なので気になるハウスメーカーに関しては特徴や性能、外観などを、競合するライバルハウスメーカー、ライバル工務店と比較することがとても大切です。
住宅カタログを取り寄せ、一つ一つ比較すれば性能(耐震・省エネ・断熱・気密性)の差、キッチンやお風呂などの水回り設備、耐久性(お家の寿命やメンテナンス)や価格の違いに気づけるようになります。
新築マイホームを注文住宅で建てるにあたっては、特にお勉強と比較が絶対に必要です。
お勉強や比較を怠ってハウスメーカーの言いなりで新築マイホームを建ててしまうと、後から知って後悔する事が沢山あります。特に価格面でライバル会社を引き合いに出さないとハウスメーカー側の希望価格で契約してしまう事態を招きます。これは1社しか検討しなかった人と、しっかり比較して交渉した人とでは数百万円の差(ディスカウント)が生じます。
それに、マイホーム失敗談を書くブログやオーナーさんの不満点として、住宅性能と価格面、ランニングコストが大部分の割合を占めています。
・2位:光熱費が高い(省エネ・断熱・気密性能が悪い)※改善の余地あり
・3位:メンテナンス頻度が多い(外壁性能が悪い)※要リフォーム
トップページにもこれでもかと書いてある上記の失敗内容ですが、大切なことなので少しだけ…。
住宅性能の中核である断熱性能と気密性能は、そこに住むご家庭の毎日の快適性に直結する大変重要な性能。
簡単に言えば、室外の熱や寒気を遮断し、室内の暖かさや冷房を外に逃がさないのが断熱性能。同じく住宅の隙間から熱や寒気を入れたり出したりせず、密封されているかが気密性能。
外壁と内壁の間に施工する技術ですから、一度建ててしまえば後から直すことが出来ません。折角作った壁をすべて壊して作り直さなければいけないのです。断熱性能は外皮平均熱貫流率(UA値)、気密性能は住宅の相当隙間面積(C値)で数値として表わすことが出来ます。
このあたりの住宅性能に係る数値は、すべて無料カタログに掲載されています。
似たハウスメーカーや工務店の無料カタログを取り寄せるだけで、あなたはその会社のお客様情報にデータ登録され、カタログ郵送はもちろんのこと、メールや郵便でお得な決算セールや歳末キャンペーンなどのお買い得な情報を手に入れる事ができます。
カタログには性能についてはこと細かく記載があり、カタログ比較から気に入った住宅メーカーが見つかれば、お得な決算セール情報や歳末キャンペーンの受信メールを読んで住宅展示場やモデルハウスを見に行くのが最適です。
この手順で注文住宅を建てるだけで、総コストが300~500万円安くなった人も多くいます。
ですから、「今の今すぐ、先3カ月以内に建てたい!」と急いでいる人でなければ、カタログ請求(お勉強)とお得情報がメールで受け取れる状態にしておくのがとってもオススメです。
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アーネストワンで新築マイホームを建てた人のブログ
ここからはリアルにアーネストワンで新築マイホームを建てた人のブログをご紹介していきます。
アーネストワンと契約した人のブログの中には、凄く満足している人もいれば、不満をブログに書いている人もいます。当ブログでは、できるだけ中立的・客観的にそれらのブログを見て、アーネストワンのメリットもデメリットも読者の皆さんによく知ってもらえたらと思っています。また、アーネストワンで新築マイホームを建てた人のブログはあくまでもそのブロガーさん個人の意見です。実体験として貴重な情報源ではありますが、それが全てだと思わずに参考程度にし、最終的にはご自身で判断されることをオススメします。
チャンリーブログ
【アーネストワンの家 大丈夫?】分譲住宅と雑ブログ
チャンリーブログ【アーネストワンの家 大丈夫?】分譲住宅と雑ブログ
こちらは山形県にお住まいの女性のブログです。こちらのブログ主様はアーネストワンの分譲建売住宅を購入されておりますので、イチから建てる注文住宅や規格注文住宅とは勝手が異なりますが、アーネストワンの家の標準的な設備仕様などは多少参考になるかもしれません。ブログ主様によると山形県ではアーネストワンの建売住宅がたくさん建っており、他のハウスメーカーと比較すると1千万円ほど安いケースがある模様。
おじさん日記 ~Okinawa Self-Diving Log~
アーネストワンの建売住宅を購入しました
おじさん日記【アーネストワンの建売住宅を購入しました】
こちらは沖縄県に移住してセルフダイビングを楽しんでいる男性のブログです。こちらのブログ主様もアーネストワンの分譲建売住宅を購入されています。ブログ主様はアーネストワンのメリット・デメリットを述べており、メリットはやはり「安く済むこと」、そしてデメリットは「個性がないこと」と挙げておられます。スケールメリットを活かして全国でたくさんの住まいを建てているアーネストワンはやはり低価格であることが最大の魅力のようです。その反面、同じような家がそこらじゅううにあることや、室内の内装・設備などのグレードが低い点がデメリットに感じる方は注意です。
ハウスメーカー比較マイスター
アーネストワンの注文住宅について評判・口コミ・坪単価・価格別実例 まとめ
ハウスメーカー比較マイスター【アーネストワンの注文住宅について評判・口コミ・坪単価・価格別実例 まとめ】
こちらはブログというよりもハウスメーカーの総合比較サイトですが、かなりわかりやすくまとめられたサイトでブログ主も参考にしています。アーネストワンの情報も詳しくまとめられていますし、坪単価や価格帯、特徴はもちろん口コミや評判まで掲載されていますのでアーネストワンが気になっている方は必見。ちなみにこちらのサイトは宅建士が記事監修をしているので信頼性も高いです。アーネストワンのほかにも飯田グループに属するハウスメーカーはほとんどまとめられてますし、その他ローコスト住宅メーカーの情報も多数。これから注文住宅を建てる方はぜひ一度チェックしてみてください。
みんなの工務店リサーチ
アーネストワンの坪単価とみんなの口コミや評判をリサーチ!
みんなの工務店リサーチ
こちらも施主ブログではありませんが、役立つサイトですのでご紹介します。このサイトは、小規模工務店を中心にまとめられた比較サイトです。大手ハウスメーカーよりも、地域ごとの工務店に主眼を置いているので他で得られない小さな会社の情報を知ることができます。アーネストワンに関しては、地域密着タイプというわけではないですが、小規模工務店だけでなく大手もまとめてくれているので比較しやすいです。このサイトも住宅性能や価格、坪単価のほかに口コミや評判も掲載されていますので必見ですよ。
アーネストワンで建てた人の主な失敗・後悔ポイント
注文住宅のマイホーム購入は、多くの方にとって一生に一度の経験になると思います。非常に高額な買い物ですから誰もが「絶対に失敗したくない!」と考えているはずですが、やはり一生一度の買い物なので経験不足から、どうしても後から「ああすれば良かった…」「こうすれば良かった…」と後悔する声が後を絶ちません。
家づくりで後悔しないためには、実際に候補のハウスメーカーで新築した先輩方の声を知っておくことが非常に大切です。この項目では実際に【アーネストワン】で家を新築された方が「失敗していること」「後悔していること」をピックアップして、同じような失敗・後悔をしないための対策ポイントをまとめていきます。
・建売っぽい家になる
アーネストワンは注文住宅よりも分譲建売住宅に力を入れているハウスメーカーのため、アーネストワンの企画注文住宅クレイドルパレットも「建売住宅っぽい家」という評判が多いです。アーネストワンは「高い安全性を保ちつつできる限りコストを抑える」というコンセプトで家づくりをしていますので、規格注文住宅もコストを抑えた結果、凹凸の少ないシンプルな総2階建てプランが多くなり、パッと見のイメージが建売住宅っぽくなってしまうのだと思われます。
シンプルな形状の家は建築コストを安く抑えられるほか耐震性の面でもメリットがありますので決して悪いわけではありませんが、見た目の印象としてはどうしても個性を出しにくく、自分だけのオリジナリティあふれる家を建てたい方には物足りなさを感じてしまうかもしれません。
・内装や住宅設備のグレードが低い
アーネストワンは「内装や水回りなどの住宅設備グレードが低い」という失敗談もよくあります。ただ、この点に関してはアーネストワンの仕様と考えてください。「アーネストワンの家はあえて低グレードのものを採用して価格を抑えている」わけですので、内装や設備グレードが低いのは当たり前です。アーネストワンを含め、飯田グループのハウスメーカーは基本的に安全性や重要な住宅性能に関わる部分以外は、徹底的にコストを削ることを優先しています。内装や設備グレードは暮らしやすさに直接大きな影響があるわけではないので、アーネストワンでは真っ先にコストダウンをしています。
そのため内装や設備グレードが低い点を失敗と思うなら、そもそもアーネストワンや飯田グループの家は候補から外したほうが良いかもしれません。
・気密性(C値)が不透明
アーネストワンは飯田グループのハウスメーカーとしては珍しく「断熱等性能等級5(ZEH水準)」をクリアしていることをHPに明記していますが、断熱性と同じくらい重要な気密性能(C値)については明確な記載がありません。断熱性能がいくら優秀でも気密性が悪ければ、あまり意味がありません。家中にスキマがあれば空調効率も悪くなりますし、断熱材や構造躯体の劣化を招く恐れもあります。気密性(C値)については前もってヒアリングをしておくことをオススメします。なお、木造住宅の場合「C値1.0以下」が高気密住宅と呼ばれる水準です。目安として覚えておきましょう!
【アーネストワン】後悔していると感じる人の経験談
アーネストワンの建売住宅を購入して住んでいます。立地はいいですし住み心地は普通ですが、新しくできた近所の新築住宅と比べて外観がどうも安物に思えて仕方ないです。建売住宅なんてどこも同じと思っていましたが、アーネストワンはやはりいろいろな部分でグレードが低いです。安いので仕方ないと言えば仕方ないですが。
アーネストワンの家を買うなら、住宅性能はほとんどないものと思った方がいいです。あるのは耐震性だけです。耐震性は一応、等級3なので普通よりはいいと思います。そのほかの断熱性や気密性に関しては基本的によくないと思います。前に住んでいたマンションに比べて、外気温に近い気がします。夏は2階がかなり暑くなりますし冬もエアコンは必需品。性能を求める人にはあまりオススメできない住宅メーカーだと思います。
低価格のローコスト住宅メーカーなので仕方ないと割り切っていますが、アフターサービスなどはあまり良いとは言えないと思います。点検時期などにも特に連絡がなくこちらから連絡してます。高級メーカーと比べたわけではないので、なんともいえませんがいちいち対応が遅く待たされます。
アーネストワンの家は安いのが最大の特徴ですね。安くても一生住める頑丈な家が希望だったので、特に問題はないですが、デザイン的にはそんなに気に入っていないですね(笑)よく言えば中身も外見もムダな装飾がなくプレーンとも言えますが、最近人気のシンプルモダンな家とはまた違う、ザ・ローコスト建売住宅という感じです。プレーンな分、いろいろカスタマイズしやすいかなと思いましたが外観はちょっとカスタムも難しいですね。内装は自分好みにいろいろインテリアをそろえていますが。もう少しデザイン性に力を入れたハウスメーカーも比較すれば良かったかなと思っています。
【アーネストワン】で失敗しない為の対策ポイント
【対策1】断熱性能はヒアリング必須!
アーネストワンの分譲建売住宅は、基本的に「断熱性能等級5」を標準取得しているようですので、規格注文住宅シリーズの「クレイドルパレット」もおそらく同水準の断熱性能をクリアしていると思われますが、この点は重要なポイントなのでしっかりとヒアリングすることをオススメします。断熱性能等級5を取得しているのであれば、アーネストワンの価格帯では断熱性能は優秀と言えますので問題ないですが、アーネストワンの口コミ・評判では断熱性に関する不満も複数見受けられます。ヒアリングしてもし、断熱性能等級5を取得していないようであれば断熱グレードのアップグレードも検討すると良いでしょう。
【対策2】できれば気密測定も依頼する
住宅の断熱性能と同じくらい気密性の数値(C値)は大切な比較ポイントです。C値は「家の中にどれだけのスキマがあるのか?」と数値化したもの。C値がよくない家は、スキマから室内の快適な空気が漏れ出しエアコンの効率も悪くなりますし、また断熱材がしっかり密閉されていないと結露による劣化も心配です。
住宅の断熱性と気密性はセットで高めておくのが鉄則。アーネストワンは断熱性に関しては「断熱等級5」を目安として記載がありますが、気密性に関する明確な記載はありません。こちらも前もってしっかりヒアリングするとともに、もし契約する場合は「気密測定」を依頼する、あるいは外部業者で気密測定を行うことをオススメします。外部の業者に気密測定を依頼する場合、およそ15~25万円前後の料金がかかりますが、気密性(C値)は一戸建て住宅にとって非常に重要な性能ですので、必要経費と割り切るべきだと考えましょう。
【対策3】価格の安さをとるか?デザイン性や重厚感を取るか?よく考える
アーネストワンの家は「個性に欠ける」「よくある建売住宅の家」といった評判もみられますが、この評判も当然でアーネストワンは暮らし心地に直接影響しない部分、例えばデザイン性・重厚感・高級感などの部分は徹底してコストダウンを優先して低グレードな建材・設備を採用しています。その為、デザイン性・重厚感・高級感に関しては標準仕様では乏しいと言わざるを得ません。これはアーネストワンの営業方針が反映された格好ですから、この点を不満に思う方はそもそもアーネストワンで注文住宅を建てるのがあっていないのかもしれません。
もちろんアーネストワンでもオプションを追加して高級感のある仕様にある程度近づけることは可能だと思いますが、ローコスト住宅にオプションをたくさんつけるのであればそもそもローコスト住宅の良さ(価格の安さ)が失われてしまいます。
アーネストワンでマイホームを検討されている方は「価格の安さ」を最優先するのか、それとも「デザインや高級感」もある程度重視するのか?家づくりの方向性をきちんと決めてから判断されるのが良いと思います。正直、少しでもデザイン性やオリジナリティ、高級感を意識した家づくりがしたいならアーネストワンの住まいは合っていないかもしれません。
【対策4】競合他社とよく比較する
アーネストワンに限らず、どのハウスメーカーを検討されている方にもいえることですが、注文住宅のマイホーム計画では複数の競合他社で比較することが非常に大切です。アーネストワンは数あるハウスメーカーの中でも特に低価格帯で勝負しているハウスメーカーですが、その分いろいろな部分でコストカットを行っています。マイホームは長く住むのが大前提ですからコストカットしていい部分、コストをかける部分はしっかりと見定めることが必要です。
アーネストワンと同価格帯、あるいは少し高い価格帯のハウスメーカーと比較することで「ある〇〇万円で、この性能とこの設備が実現できる」「こんな間取りが実現できて、外観もこれだけ豪華にできる」など具体的な金額で注文住宅の知見が広がります。
競合他社と比較し相見積もりを取ることは、最終的な値引き交渉を優位に進められる材料にもなりますので、必ずやっておきましょう。これはアーネストワンに限らずどんなハウスメーカーで検討するとしても必須項目です。
そもそも【アーネストワン】で新築した後に失敗・後悔している声が後を絶たない理由は、事前に比較検討を行っていない事が一番大きな要因です。
マイホームに限らず、高額な買い物をする場合は事前にその商品のデザインや性能、また口コミや評判、またどの会社の商品がお得なのか等を調べますよね。マイホームでも同じ事をしなければ「失敗・後悔」するのは当たり前です。
マイホームの購入は誰もが初めての事。知らない事だらけだからこそ、事前に必ず複数のハウスメーカーからカタログを取り寄せて比較検討を行う事。事前に各社の基本情報を予備知識として覚えておくだけで、あなたのマイホーム計画が失敗する確率を9割減らす事が出来るとお考え下さい。しかも無料カタログを取り寄せておけば、安く購入する為の交渉カードにもなります。
アーネストワンブログの評判まとめ
アーネストワンについて簡単にまとめておきます。
アーネストワンは年間4万棟以上の施工実績を誇る日本一のパワービルダー「飯田グループ」に属するハウスメーカーで、その中でも年間1万棟以上の戸建て住宅着工数を誇る中心的存在です。アーネストワンの最大の特徴は日本一のスケールメリットを活かした「低価格のマイホーム」です。アーネストワンでは、飯田グループの圧倒的なスケールメリットを活かすほか、住宅設備や建材・資材は徹底してコストダウンを行い「坪単価35~45万円前後」というローコスト住宅のなかでも特に低価格を実現しています。
低価格ではありますが、アーネストワンではしっかり住宅性能を確保している点も特徴的です。耐震性に関しては、しっかりと耐震等級3を実現し、さらに制震システム「SAFE365」を搭載し「耐震+制震」の性能で地震から家を守っています。ローコスト住宅で「耐震+制震仕様」の住まいである点は他社と比較しても大きなアドバンテージです。飯田グループのなかでも、この点は突出しており、だからこそ多くの方に選ばれているのでしょう。
また、アーネストワンでは断熱性能等級5を標準取得している点も大きな特徴と言えます。その他の飯田グループのハウスメーカーでは特に断熱性に力を入れているわけではありませんが、アーネストワンでは2022年に施工された新たな断熱等級5(ZEH水準)に対応。ローコスト住宅でZEH水準の断熱性能が確保されていれば、かなり優秀と言えると思います。
ただし注意すべきなのは、アーネストワンでは気密性(C値)に関しては公式ホームページに明確な記載がない点です。断熱性能がいくら優秀でも気密性が伴っていなければ、快適な室内の温熱環境は維持しにくいです。また住宅のスキマがあると、室内に局所的な温度差が生じてしまい結露の発生原因にもなります。結露は断熱材や構造躯体を痛める原因にもなりますので注意したいところ。アーネストワンで家を建てる際には、あらかじめ気密性(C値)についてしっかりヒアリングすることをオススメします。また、前述しましたが、できれば気密測定も行いましょう。
また、前述のとおりアーネストワンの家づくりでは「暮らしやすさに直接影響のない部分」に関しては徹底してコストダウンを行っていますので、外観や内装・住宅設備などはあえて低グレードなものが採用されています。その為デザイン性・重厚感・高級感といった部分を重視される方にとっては、正直物足りなさを感じてしまうかも。ローコスト住宅にごてごてとオプションを盛り付けるのもナンセンスですので、デザイン性や高級感を重視したい方はアーネストワンはあまりオススメできないハウスメーカーといえそうです。
アーネストワンの家は悪く言えば安っぽいとも言えるかもしれませんが、実際「低価格で安全な家」を求めている層はたくさんいらっしゃいます。坪単価35~45万円前後で、ZEH水準&耐震・制震仕様の住まいを実現できるハウスメーカーは少ないですし、外観や内装はシンプルに仕上げられている分、ご自身でインテリアのカスタマイズを楽しみたい方にとってはむしろ賢い買い物と言えるかも。
地震に強い家を安く実現したい方はアーネストワンは一度比較してみてもいいかもしれません。
・耐震等級3+制震システム搭載の地震に強い家
・断熱等性能等級5(ZEH水準)を取得
・デザイン性・重厚感・高級感は物足りない
「アーネストワン」の新築マイホームを少しでも安く買う為の裏ワザを教えちゃいます!!
「アーネストワン」でマイホームを建てたいと考えていても、他のハウスメーカーと比較・相見積もりを取らないと数百万円の「損」をする可能性があるって知ってますか?
マイホーム自体が高額な買い物なので感覚がマヒしがちですが、ほぼ同じ仕様や住宅性能の家でも、他のハウスメーカーと比較してみると「数百万円単位の価格差」があるのが当たり前の世界です。
例え本命のハウスメーカーが決まっていたとしても、全く比較検討を行わないのは数百万円もの大金をドブに捨ててしまうのと同義と考えるべきでしょう!
数百万円の差があれば、それこそ外壁を全面タイル貼りに出来たり、家具家電を全て新調する事だって出来ますから、比較しないまま新築するなんて…勿体ないですよね。
複数のハウスメーカーのカタログを比較・相見積もりを取るだけで、数百万円のリスクを抑えられるなら、やらない手は無いと思います!それに「アーネストワン」と「坪単価」「工法・構造」「特徴・設備」などが似ているハウスメーカーと比較しておく事で実際に値引き交渉はかなり優位に進める(価格競合させる)事が出来るようになります。
何となく建てたい家のイメージがすでにある方も、まだイメージが掴めずこれからという方も、無料カタログを取り寄せて住宅メーカーにとって競合相手を作っておく事は何の損もありません。むしろ後で安く買うための交渉カードになりますね!😆
不動産販売経験者からすると…、これ持ってこられちゃうとライバル会社に契約取られてしまうので、多少ディスカウントせざるを得ないんですよね…
住宅展示場やモデルハウスに行ってしまった方や、既に本命メーカーが決まっている方でも本契約前なら、まだ数百万円お得になる可能性が大です!
繰り返しになりますが、最大限お得に本命ハウスメーカーと契約するには、まずは一括カタログ請求で見積もり競合させるのが一番オススメでディスカウント交渉成功率も高いですよ!!
それに、今気になっているメーカーで絶対決まるとは限りませんよね?
建てたいお家に似た競合メーカーが逆転サヨナラホームラン級のディスカウントをしてくることもよく有って、そっちで決める人も多いですよ!
【電話営業がかかってくるのはチョット…という人でも!】お問い合わせ内容にメールでの連絡を希望する旨を書いておけば、登録アドレスにハウスメーカーからお得なキャンペーン情報などが送られてくるのみで、これも凄いメリット有ります🤷
(例)↓
特にハウスメーカーの決算期はかなり大幅なお値引きのキャンペーンがあるので、メールでお得情報取得しておくとスゴク良いです!
アーネストワンと比較したいハウスメーカー
この項目では、アーネストワンと「価格(坪単価)」「工法・構造」「特徴・オプション(設備)」などで比較検討を行いたいハウスメーカーをブログ主の独断と偏見でピックアップしたいと思います!勿論、比較したいハウスメーカーのブログもリンク先で紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さいね!
アーネストワンと同じ価格帯(坪単価)で比較したいハウスメーカー
アーネストワンと同価格帯(坪単価)で競合するハウスメーカーをいくつかピックアップして、紹介したいと思います。尚、商品によって坪単価は差があるのが一般的です。「平均坪単価」はあくまで参考程度にお考え頂ければ幸いです。
平均坪単価:35万~45万円
アーネストワンは分譲建売住宅が主力ですが、注文住宅事業も手掛けています。アーネストワンの注文住宅はフルオーダースタイルではなく、間取りや設備をある程度規格化することでコストを抑えたセミオーダー規格住宅です。平均坪単価35~45万円が予算目安と言えるでしょう。地震に強く、ZEH水準の断熱性を備えた住まいがこの価格帯で実現できるならコスパはかなり優秀です。
平均坪単価:40万円~50万円
パパまるハウスもローコスト注文住宅を手掛ける一社です。パパまるハウスの「パパまるベーシック」や「パパまる はぴママ」などの商品プランは本体価格1000万円~で叶えられるマイホームです。こちらも平均坪単価35~45万円前後が予算目安となりますので、価格帯でアーネストワンと競合する一社といえます。
平均坪単価:35万円~45万円
アイダ設計もローコスト住宅を手掛けるハウスメーカーです。アイダ設計で注文住宅を建てた方の7割以上が本体価格1500万円以下で新築されています。こちらも坪単価35~45万円前後が予算目安となりそうです。アイダ設計はフルオーダーの注文住宅ですので、オーダー次第で価格帯は前後しますが、カスタマイズの自由度などは高いため、メリハリをつけたオーダーで賢く価格を抑えることもできそうです。
アーネストワンと価格帯・坪単価が似ているハウスメーカーブログ
アーネストワンと同じ工法・構造で比較したいハウスメーカー
この項目ではアーネストワンと似た工法・構造を採用しているハウスメーカーから比較検討に加えたいハウスメーカーを紹介したいと思います。
木造軸組み工法(在来工法)
アーネストワンは木造軸組み工法(在来工法)を採用しています。従来の木造軸組み工法では木材の接合部分の強度が弱点でしたが、アーネストワンでは木材の接合部分に強度の高い接合金物を採用しているほか、「耐力面材ダイライト」を耐力壁として採用するなど強度アップの施策を盛り込んでいます。さらに制震システム「SAFE365」も搭載し、耐震等級3+制震仕様の住まいとなっています。
木造軸組み工法
アキュラホームは完全フルオーダーの注文住宅をリーズナブルな価格帯で実現できる優秀なハウスメーカーです。アキュラホームも木造軸組み工法をベースにしていますが、近年では「8トン壁」と呼ばれる高強度の耐力壁を開発し、極めて優れた耐震性と設計自由度を両立できるようになりました。鉄骨造住宅に匹敵するような、大空間リビングやコーナー窓など開放的な間取りプランも自由自在。価格帯もアーネストワンとそこまで大きくは変わらないのでぜひ比較してみてください。
木造軸組み工法法
アイ工務店も木造軸組み工法を手掛けるハウスメーカーです。アイ工務店も木造軸組み工法をベースに、弱点である接合部に高強度の金物を併用しているほか、壁倍率5倍の高強度耐力壁を使用し頑丈な構造躯体を実現しています。アイ工務店は1mm単位で設計可能な高い自由度が魅力なので、ぜひ間取りプランを比較したい一社です。
アーネストワンと工法・構造が似ているハウスメーカーブログ
アーネストワンの特徴や設備(オプション)で比較したいハウスメーカー
この項目ではアーネストワンの独自の特徴や住宅性能、設備(オプション)などの面で比較したいハウスメーカーをピックアップします。あくまでも当ブログ主の主観なので、予めご了承ください。
コスパ(費用対効果)の良さ
アーネストワンの最大の魅力は「価格の安さ」と「コスパ(費用対効果)」という点でしょう。特にアーネストワンはその他の飯田グループのハウスメーカーよりも「制震仕様」+「断熱等級5(ZEH水準)」という点でアドバンテージがあります。価格帯を安く抑えつつ、重要な住宅性能はしっかり重視したい方はチェックしてみては?
コスパ(費用対効果)の良さ
注文住宅をコスパ(費用対効果)で比較するなら、富士住建は外せない一社です。富士住建は他社でオプション扱いとなるさまざまな設備が標準装備された「完全フル装備の家」が主力です。「太陽光パネル」や「1.5坪システムバス」「エアコン」「カーテン」などがコミコミ価格で提案されるため、引っ越したその日から快適な生活ができそうです。もちろん、個別にそれぞれの設備を購入するよりお得な価格帯となっています。さまざまな設備がコミコミになっていますので、価格としてはアーネストワンより若干高いものの、コスパで考えればかなり優秀な一社です。
コスパ(費用対効果)の良さ
ローコスト注文住宅の代表格といえば、やはりタマホームは外せないでしょう。タマホームの主力商品「台安心の家」は坪単価40~50万円前後で自由設計の注文住宅を建てられます。タマホームも地震対策にはしっかり力を入れていますし、近年では断熱性能も一昔前に比べてかなり向上しています。コストを抑えつつ、総合的なバランスに優れた注文住宅を建てたい方はタマホームは一度は比較すべきハウスメーカーです。
アーネストワンと特徴や設備(オプション)が似ているハウスメーカーブログ
家賃より安い支払いで理想のマイホームを実現出来る裏技を紹介
当ブログ主の友人・知人には「頭金0円+毎月の支払い6万円」から理想の注文住宅を新築した人が大勢います。「そんな事、本当に出来るの?」とお考えの方、立派なマイホームを実現する事が出来ますよ!!
でも理想のマイホームを低価格で実現する為には、ちょっとした「コツ」が必要です。その「コツ」を下記の特集ページでまとめてみました!絶対に読んでおいて損は無いと思います!!
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